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TenGun™ Point Cloud Preprocessor/Postprocessor

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概要

TenGun は、ポイントクラウドと粒子データを扱うための高性能で使いやすいツールです。主にSPH(Smoothed Particle Hydrodynamics)、 CFD(Computational Fluid Dynamics)、DEM (Discrete Element Method)、類似の解析とシミュレーションアプリケーションの前処理および後処理を対象としています。

二つの重要な機能は、アセンブリモード(データの前処理) 及び、時系列モード(データの後処理)となります。

時系列モード (後処理)

TenGun Postprocessing Image

これらのアプリケーションからは、粒子の位置や、解析方法によって異なる粒子の速度、圧力、温度といった属性が生成されます。TenGun はこれらの結果を検証します。

後処理の機能は以下の通りです:

  • さまざまなアプリケーションからの出力を処理します。追加のテキストファイル形式も簡単に定義できます。独自のアプリケーション、LS-DYNA などの商用アプリケーション、および LIGGGHTS などのオープンソースアプリケーションで使用できます。
  • フィールド名、及び、範囲制限を指定することにより、詳細なデータを表示することができる。
  • データに複数回カット機能を実行することにより、モデルの内側を検証することができる。
  • 複雑なユーザーインターフェースがなく、使い易い。
  • プレゼンテーション作成に便利なアウトプットを生成。
  • 一連の解析アウトプットファイルをアニメ化し、プレイバック。
  • アニメーションアウトプットからムービーを作成。
  • 解析結果のポイントクラウドを3D印刷用のメッシュに変換。
  • 自動レーポト作成機能。
  • 複数のチャートタイプ:分布図 (棒グラフ及び折れ線グラフ)、 折れ線グラフ、散布図、統計付きタイムライン。
  • 他の文書で使用するために、スクリーンショットをファイルまたはクリップボードにコピーが可能。
  • ディスプレイ・プロファイルでは、インプットファイルのレイアウト、色指定、ラベル等の定義をカスタマイズ出来る.
  • 膨大なデータセットでも優れた処理能力を発揮。
  • 多言語:現在は英語と日本語。

アセンブリモード (前処理)

TenGun Preprocessing Image

TenGunは、さまざまな解析アプリケーションの入力データを作成できます。通常の作業は、複数の CAD ファイルを粒子フォーマットに変換する。及び、タイミングの制御、材料の特徴、境界条件等のアプリケーション特有のパラメタを設定します。

TenGun は、これらの前処理を簡単に行います。

前処理の機能は以下の通りです:

  • 複数の CAD ファイルフォーマットの読み込み可能(IGES、LS-DYNA、OBJ、PLY、STEP ISO 130303-203、STEP ISO 130303-214、STL)。
  • CADメッシュから粒子に変換。
  • STEP、IGES、および STL 形式間で CAD データを変換。
  • 組込の基本形状(ボックス、パイプ、ウェッジ、回転、押し出しなど)を使用して、パーティクルコンテナとして使用するカスタム CAD オブジェクトを作成します。 多くの場合、TenGun を利用すれば、他の CAD アプリケーションを使用する必要はありません。
  • CAD オブジェクトのジオメトリを編集し、オブジェクトをブール演算と組み合わせます。
  • 流体、固体、熱、その他の解析のために、組み立てた CAD モデルをお気に入りのアプリケーションにエクスポートします。 TenGun は、このプロセス中に CAD オブジェックトを粒子形式に変換します。

テキストエディタ

TenGun には、解析のみならず、その他の作業に関連する編集作業を処理するための、フル機能のテキストエディタが組み込まれています。

さらに機能が必要?

TenGun は医療画像、LIDAR、マッピング/地理位置情報などの分野でも利用することが可能です。 新機能に関してはお問い合わせ下さい。

システム要件

  • Windows 7、Windows 10、 または Windows 11、64ビット版。
  • アドバンストベクトル命令(「AVX」)付きの64ビットCPU。この機能は、2013年以降に行われたほとんどのシステムで利用可能です。
  • 8GBのメモリ。非常に大規模なデータモデルで作業する場合は、より多くのメモリが重要です。
  • GPUをお勧めしますが、必須ではありません。

macOSとLinuxのバージョンは開発中です。最新の空室情報についてはお問い合わせください。

ライセンス

TenGunのライセンスオプションは以下の通りです:

  • Basic Viewer (Free)。 時系列の基本ビューア。粒子数の制限有。非商用。カスタマーサポート無し。
  • Advanced Viewer。 時系列の基本ビューア。CADフィルを読み込む。粒子数の制限無し。商用可能。カスタマーサポート可能。
  • Reports。 Advanced Viewer ライセンス、及び、レポートとチャートの作成可能。
  • Professional。 アセンブリモードを含むすべての機能。

「Free」ライセンスセンスの場合、ライセンスファイルは必要ありません。ボリューム割引およびアカデミック割引についてはお問い合わせください。

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